MOTU Digital Performer (DP)

初心者でも理解しやすい定番MIDIシーケンサー&オーディオレコーディングソフト。

2.7でドラムエディティング・ウィンドウが加わり、ドラムパターンを「書く・見る」のは楽になった。
しかし、グラフィックエディティング・ウィンドウに慣れてしまっているのであまり使っていない。
ノートナンバーをドラムの音名で表示できるようにもなったが、ドラムの音名リストを作成しておく必要があり、これが結構面倒だ。

2.7,2.71ではディスプレイ設定に注意が必要。
1,670万色カラーではドラムエディティングウィンドウでクラッシュする場合がある。
32,000色カラーモードで使用すれば問題ない。
音楽用ソフトではあまり色再現にこだわる必要はないのでディスプレイ色数は必要以上に多く設定しない方がシステムが安定するかも。

G4 / MacOS 9.1ではアプリケーション切り替え時にフリーズすることがたまにあったが、
ディスクキャッシュを12000Kバイトと多めに設定したところ、安定して動作するようになった。

3.0からはキーボード・ショートカットを自由にアレンジできるようになり、操作性が格段に向上した。

5.12からOSXにてメニューが日本語表示可能になったが、画面幅が1024pixelでは足りないのでiBook G4などでは使いにくくなる。
英語表示だとコメント欄などに漢字・かなを使った場合にフォントの大きさが乱れて読みにくいが、Font Book で中国語、韓国語のフォントを使用停止にすれば、この表示乱れはなくなる。

DP7では、初期のインストーラーディスク(7.0x〜7.1x)はMacOSX 10.7(Lion)以降の環境にインストールしても初回起動時に行われるオーサライズ(認証)ができず、ディスクに入っていない新しいバージョン(7.24)をMOTUからダウンロードする必要がある。このことは取扱説明書はもちろん、代理店のFAQページにも記述が無い。
これを知らずに代理店のHighResolutionに問い合わせると、最初の回答では上記バージョン由来の認証トラブルについては言及がなく「Apple純正以外のDVDドライブでは認証出来ないので純正ドライブを使用されよ」とご丁寧にAppleの商品ページへのリンク付きで回答頂いたが、それを使っても当然ながら解決せず、もう一度問い合わせてやっと本当の原因が示された。実際はバージョン問題さえ解決すれば以前から持っていたサードパーティー製のドライブ(Buffalo DVSM-PC58U2 および Logitec LDV-P8U2L)でも問題なく認証可能だった。
※この代理店の全く的確とは言いがたい、嘘情報を含むサポートのおかげで私は MacBook Air SuperDrive を無駄に1台買うはめになった。

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