BOSS DC-3 Digital Dimension (Modified)

1988〜89年頃に購入。ローノイズでベースに使っても音痩せ感が少なく重宝している。取説によるとサンプリングレートは50kHzとなっている。

BOSS DC-3 modified

揺らぎ感が弱く厚みと広がりのある独特なステレオコーラス効果が特長だが、モノラルで使うと音像が一点に集まり、聴き馴染みのあるジュワッとした感じのコーラスサウンドになる。

ケーブルを繋ぎ変えずにステレオ/モノラル各モードを切り替えて試せると便利なのだが、そんな機能は付いていない。そこで改造して切替スイッチを追加することにした。
この機種はモノラル使用時には単純に端子部分で左右の出力をミックスしているだけなので、A・B各チャンネルのホット同士をショートさせてモノラルモードを作る1回路のスイッチを追加するだけで完成した。

分解してみて分かったのだが、筐体にプリントしてある「OUTPUT A」だけに付いている「 (mono) 」の文字には実際はあまり意味がなく、モノラル使用ではA・Bどちらにプラグを挿しても全く同じ音が出る仕様になっていた。

文字盤は0.5mm厚PET板に白色インクジェットシート+透明保護フィルム貼りで製作。本体色と似た明るめのピンクをベースに黒文字とすることで、純正パネルよりも視認性は良くなった。

(※DIYでの修理・改造は自己責任でお願いします。この記事を元に工作を行った結果について、筆者はいかなる責任も負いかねます。)

改造についてのご相談・お問い合わせはこちらまで

使用撮影機材:
Nikon D60 + AF-S NIKKOR 18-55mm 1:3.5-5.6 G VR, D60内蔵フラッシュ + イマジェニーク クリップオン・ソフトライト・スクリーン

● Back<<<