GOTOH In-Tune BS (Modified)

オクターブピッチを合わせやすくなるゴトーの In-Tune 3連サドルですが、無加工で組み込むと弾きにくくなる場合があるので注意が必要です。
各サドルの幅が弦間ピッチ10.8mmに対してギリギリ一杯の寸法(弦間ピッチから算出される最大幅21.6mmのところ実寸21.5mm)になっているので、実際に組み上げた状態ではフレットのRに合わせてサドルに傾きが付くために2-3弦間・4-5弦間が広がり、1-6弦の総幅で1mm程度広くなってしまうのでフレット部分で弦落ちし易くなります。
サドルの左右の面を0.3mmずつ削り落とし、幅を20.9mmに狭めると適切な弦間ピッチが得られます。
ちなみに、最初から組込済みで売っているGOTOHのブリッジ(BS-TC1)の図面を見るとサドルの幅は20.5mmになっています。
【加工後の状態】
gotoh in-tune BS saddle ,planed to reduce width.(narrowed to 20.9mm)
加工前はこの角度から見て左と右のオクターブ調整ビスが逆ハの字になっていましたが、加工後はきれいに収まっています。

精密加工に自信のない方は作業承ります。詳細についてはお問い合わせ下さい。

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