YAMAHA TG500

ヤマハのシンセの中でこれは使える音が多く、音も良い。しかしシンセブラスの高音部等、一部波形の詰めが甘いのが惜しい。
2種組み合わせのエフェクトが2系統というのは意外に使い勝手が良い。

しかし、操作性は非常に悪い。
MIDIのシステム・エクスクルーシブの仕様に至っては最悪。ビット毎にパラメーターが割り当てられていたり、同じ数値レンジのパラメーターでも物によってビットの扱いがまちまちなので使いにくいことこの上ない。本当にこれをコントロールするためにはテレコンのような制御ソフトをユーザー自ら組むしか無い。(メーカーには相当うるさく文句言わせてもらいました。当然です。)

DTM音源をご希望の方はYAMAHA MUシリーズをお買い求め下さい。

TG500は善良な一般の方が使うと怒り出すか泣き出すかのどっちかです。
MUが人間だとするとTG500は妖怪人間ベムです。
定価¥150,000の64ボイス音源が現在中古相場で¥15,000という価格がそれを物語っています。

Back<<<